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使わなくなったサーバーは、どこへ行くのか

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季節の変わり目にクローゼットを整理していると、「これ、いつ買ったんだっけ?」という服が奥から出てくることがあります。片付けの“あるある”ですよね。実は、私たちが普段扱っているサーバーの世界にも、これとよく似た「片付け」の作業があります。

Webサイトやシステムは、サーバーという“箱”の上で動いています。サイトをリニューアルして新しいサーバーへ引っ越したり、役目を終えたシステムを閉じたりすると、あとには古いサーバーが残ります。この「もう使っていないサーバー」を、きちんと確認して解約・廃止していくのも、私たちの大事な仕事のひとつです。

なぜわざわざ片付けるのか。理由は大きく二つあります。ひとつは費用。使っていないのに契約が続いていれば、その分の料金は毎月かかり続けます。もうひとつはセキュリティです。誰も見ていないサーバーは更新もされず放置されがちで、時間が経つほど“穴”が空きやすくなります。使わない部屋ほど埃がたまるのと同じですね。

ところが、この片付けが意外と地味に大変なのです。サーバーは「たぶん使っていないから」で気軽に捨てるわけにはいきません。本当にどこからもアクセスされていないか、他のシステムがこっそり参照していないか、管理台帳と実機を突き合わせ、関係者にも一つひとつ確認していきます。まさに「捨てる前に一声かける」作業。もし確認が甘いまま止めてしまうと、思わぬところで動いていたサービスまで一緒に止まってしまう——これは家の片付けで「まだ使う物」を捨ててしまうより、ずっと困った事態になります。

きれいに片付いたサーバー環境は、管理がしやすく、コストも下がり、そして安全です。デジタルの世界にも“終活”があると思うと、なかなか奥が深いものだなと感じます。次にクローゼットを整理するときは、どこかのサーバーも今日そっと片付けられているかもしれない、と少しだけ思い出してもらえたら嬉しいです。

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