コマンドの止め方
何かコマンドを端末に打ち込んでEnterを押すと、コマンドが仕事をしている間はプロンプトが消え、次のコマンドを打ち込んでも即座に実行することができなくなります。次のコマンドを端末に打ち込んでみましょう。($マークはプロンプトと呼ばれ、ユーザーからの要求を受け付けられる状態であることを教えるためのものです。)
$ sleep 10000000
(プロンプトが出てこなくなる)
(CtrlとCのキーを同時に押すとプロンプトが戻る)
うまく復帰できたでしょうか。コマンドはシェルから呼び出されると何か仕事をして、仕事を終えるとシェルに結果を伝えて消え去ります。その後、シェルはユーザーの次の入力を待つ状態に戻り、プロンプトを表示します。このしくみは1960年代終わりに開発されたUnixというOSやその子孫、そしてUnixと同様に動作する(互換の)OSで共通しています。これらのOS群は、まとめてUnix系OSと呼ばれます。LinuxはUnixの直接の子孫ではなく、「Unix互換のOS」に含まれます。ユーザーは上記のようにCtrl+C、Ctrl+Dなどのキー操作で、これらを終わらせることができます。Ctrl+Cは、コマンドが終わらなくなったときに強制終了するために非常によく使う(乱用する)操作ですので、今のうちに覚えましょう。
次回はパイプラインを扱います。